ジャンセア ゴールドの親株。ジャンセア の黄色原種は1株しかなく、片親オレンジしかないのだから、交配すれば皆、一代目はオレンジとなる。セットラーズパークで自然のサンバード任せで出来たもので、片親はレギーネだったらしく、生まれたのは、オレンジで、小さな葉の残るパーヴィフォリアだった。これを使って交配を重ね、2代目、3代目でジャンセア ゴールド が誕生した。特徴は苞が赤く、花立ちもよいことで、交配親として優れていたことである。これは片親のレギーネの遺伝を受け継いだのであるが、黄色原種の方も、花立ちは悪くなかったから当然の結果ともいえる。
ストレリチアの交配を目指す人なら、持っていたい歴史的名花。
