これは極端な表現ですから納得できない人も居るかも知れません。
普通の植物は花が咲くのは当たり前のことなのに、ストレリチアは、そうではないようなのです。すべて遺伝で決まっているようですから、運悪く、そのような個体を手に入れてしまったら、もう、手立てがないのです。ストレリチアは、どんなに手を尽くそうとも応じてくれません。早く、これに気づいて優秀花を探し当てた人は、無事に災難から逃れることが出来るでしょう。それ以外に方法がなさそうです。
ストレリチアの自生地は雨が少なく、厳しい環境です。こんな所で生きてゆくには、養分の消耗が激しい花を多く咲かせるわけにはいきません。花を咲かせて子孫を残すよりは、先ず、自分が長生きする道を選んだとしても不思議ではないでしょう。それでも遺伝のことですから、個体差もあり、中には、花を多く咲かせるのも出ます。分散もするのです。このような原種を人類は掘り上げて栽培してきたのです。人工栽培では、水も肥料も十分にやれます。
だから花を出せと言っても、そこは遺伝で決まっていることですから、直すことはできません。事は遺伝を変えるしかなさそうです。
こんな事情で花立ちの悪い系統も多く残ってしまったのです。これが、どうやら今も私たちに困った影響を与えているようです。このことはストレリチアに責任があるわけではありません。ストレリチアはストレリチアらしく生きて来ただけです。
そこで私たちの成すべき事は、人が扱いやすいように改良してゆけば良いのです。しかも、ストレリチアは、それに十分こたえてくれるのですから。

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