この「秘話」も、とうとう900回を迎えてしまいました。これを記念にストレリチアに対しての「足がまえ」と申しましょうか、「基本的な地歩」とでも、いいましょうか、とにかく、基になる姿勢について述べたいと思います。
私の栽培場のストレリチアは殆どが私が交配作出したものです。言葉を変えれば、「ここのストレリチアは私の意志を現した私の分身なのです」
とはいっても、人になぞらえた擬人法ではありませんから、自然の植物よりは思い入れが強いというだけのことです。だからと言って、すべてが同じ扱いではありません。さまざまな遺伝の組み合わせの結果、千差万別です。それによって待遇が違ってくるのは仕方ありません。
ひどいのは捨てられてしまうのもあれば、秘蔵の高級品種まで様々です。つまり、ストレリチアを単なる植物としてでなく、特別あつかいしているのです。といって、人間並みの擬人扱いはしていません。ただの植物以上の扱いなのです。
極端なのは超高級品種の扱いです。一般の品種は、どなたでも入手できますが、こればかりは特別で「世界最高品種」に見合った人物との評価が必要なのです。お金の問題ではないのです。でも、こんなことは滅多に在ることではありません。
こんな雰囲気の固場ですから、それに見合ったお客さんが多いのは仕方ないことです。

コメント