前章の続きです。ストレリチア研究者とは、全く、変わり者だと、つくづく思います。
「そんなことは当たり前だ」
ということを、「なぜ、それが起きるのか」などと考えてしまうからです。
ストレリチアは、気温が10°Cを下ってO°Cに近づくと、活動停止の状態となります、芽の伸びも、開花も停まってしまうのです。ここまでは、当たり前の現象で、いつも経験しています。それなら、外からは見えない土の中の根の先端だって同様に停まっていることでしよう。
もし、根の先端が司令塔であるなら、活動停止状態ですから、地上部は新しい指令が来ないので動けなくなってしまいます。地上部が気温の低下を感じて独自に活動を停止したのではない、との解釈です。
こう考えるのが「植物の脳は根の先端にある」説なのです。私は、これが間違いない事実だといっているわけではありません。こういう見方をすると、「当たり前」が説明できてしまうなあ、と思っているのです。
なんだか、目の前のストレリチアが今までとは違って見えてきました。

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