植物は長い間に様々な進化を遂げてきました。体の部分の中でも葉の改良は重要な役割を占めています。花でさえも葉の変形です。ジャンセアは、その大切な部分の葉を捨ててまで乾燥地帯に生き残ろうと進化した植物です。
植物にとって生きてゆくために重要な働きをする葉を失うのですから、仇おろそかな覚悟ではなかったはずです。後は、残った葉柄でしか光合成が出来ません。澱粉の生産量はガタ落ちになってしまうのです。それほどアフリカ大陸は乾燥化が進行中だったのでしょう。
現在でもジャンセアの葉柄の先端には、葉の痕跡が枯れた状態で残っています。これを障害が起きたと誤解する人もいますが、ジャンセアにとっては進化の証なのですから不自然なものではありません。
ジャンセアは春から初夏が花の多い季節ですが、少ないながらも、やや早咲きもあり、分散もしていますから他の季節でも花は楽しめます。春から初夏へかけてレギーネの花は終わりに近く、痩せて、疲れた花が多いのですがジャンセアの花は確りしています。
初夏はジャンセアの花の季節といってもよいでしょう。

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