今まで見てきたようにストレリチアの切り花業界が沈滞していたのは原因がありました。
それは生産が多くなると同時に品質の低下、或いは向上の停止状態です。これには性能の落ちる古い系統の消滅と生産の減少が必要なのに、ストレリチアは、そう簡単に処分出来ず、生き残ってしまう状況が続いてきたことでした。
この不要になったストレリチアの処分には、重機、ユンボの活躍が最も有効です。ストレリチアの地植えの大株を人手で掘り上げるのは大変な労力です。優秀品種であれば価値がありますが、不要になった株の処分では、こんな割の合わない作業はありません。重機なら楽にできますが経費がかかります。
最近、一人の人物が現れ、私を驚かせました。古いストレリチアを重機で掘り上げ、新しい品種と入れ替える計画とのことなのです。今まで私が、こうありたい、と望んでも、現れることの無かった人物です。このように次の計画があれば、多少の経費がかかっても切り替える事は可能ですが、先の見通しがなければ放置してしまうのです。どうも我々、人類は、新しい物を作るのは得意でも、不要になったものを処分するのは苦手のようです。
それでも、ここのところ、少しずつ重機による処分が現れてきたようで喜んでいます。そうしないとストレリチアの停滞が続いてしまうからです。

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