ストレリチア秘話No.794 人とストレリチアとの間の距離感の差

 人とストレリチアとの関係の話です。ストレリチアが好きだからこそ、栽培しているのが愛好家なのですが、それでも、どの程度の感覚で相対しているかは人によって様々です。

 大きく分けて4種類になりましょうか。

 1.は、毎日のように顔を見なければ気が済まない熱中派です。これがストレリチアでは意外と少ないのです。趣味は大抵、のめりこむことが多いものです。中には『ギャンブル依存症』のように病気の症状にまで達してしまうほどのものまであるほどです。ストレリチアには、人をそこまで引き込んでしまう何かが欠けているのでしょうか?鈍感で、何をしても直ぐには反応してくれないので面白みが少ないのかも知れません。それを乗り越えて深い関係にまで達した人だけが味わえる境地なのでしょうか。

 2.は、ほどほどに関心をよせる人々です。これが意外に多いのです。ストレリチアのペースに合っているからかも知れません。でも、それだけに深入りはしてきません。それだけの魅力を感じていないからでしょう。困ったことに、この程度では強度が不足していますから、ストレリチアの存在を忘れてしまう事も多く、結果として離れてしまう人も出てきます。

 3.は、いつもは忘れていて、時々、思い出したかのように関心を寄せる人々です。空白期間が長いので知識、技術が不足しがちで、そのために深入りすることが難しくなります。余程のことがない限り、それ以上には発展しないことが多いようです。

 4.は、新鮮な感覚が消えて習慣化している人々です。仕事としている人に多く現れます。ストレリチアは自分からは積極的には表現してくれませんから、それを見抜こうとしない限り、惰性に流れ易くなってしまいます。

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