人目を引く極矮性種と違い、目立たないながらも頑張っているのが、矮性ストレリチアなのです。特別に目立った部分があるわけではなく、小柄な感じが好まれて選ばれやすいのです。量もほどほどにあり、何時のまにか売れてなくなっている不思議な存在でもあります。
極矮性種の欠点は体が小さいために花立ちが悪いことですが、矮性種は、それほど小さくはありませんから花立ちの心配が要らないのです。
面白いのは、選んだお客さんは「小さめのストレリチア」を手に入れたと思うだけで、矮性種であることを感じていないのです。別に、これをどうこう言うつもりはありませんが、こういうことも起きるんだなあと思うだけです。
育種家の立場からいえば、お客さんの好みの方向へ全体を進めているわけですから不思議なことではありません。これは、せまい土地に住む日本特有の反応です。特に鉢植えに多く現れる現象で、地植えでは、余り問題になりません。

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