ストレリチア秘話No.908 夏の猛暑とストレリチア

 7月、8月と毎日、猛暑の連続です。人は皆、熱中症を避けて逃げ回っています。それなのにストレリチアはジリジリと照りつける日差しの中でも平気です。発芽したばかりのひ弱な実生苗でさえ、全然、ビクともしません。苗なら半日陰のほうが良いと思うのですが、そこまで特別扱いはしていません。

 ふと、南アフリカで何回となく訪れた野生動物保護地区を思い出しました。暑い日差しを避けて動物たちは、ブッシュのわずかな日陰の中で休んでいます。ライオンだって日陰に寝そべり、ハア、ハアー息をするだけで、暑さをしのぐのに精一杯です。それなのに、草原の植物たちは全然、困っている様子はありません。暑さの受け止め方が動物と植物とでは大違いなのです。私達、人類は哺乳動物ですから、夏の暑さには弱いのです。その自分の感覚で、ストレリチアを思いがちなのですが、これはご苦労様な間違いです。植物は私達、動物ほどには暑がってはいないのです。

 それにしても、暑さによる蒸散がありますから、水分の補給は必要です。これだけ気をつけてやればよいのです。栽培に当っては植物と動物の違いを心得る必要もあるのです。

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