ストレリチア秘話No.808 ストレリチの大型種 あれこれ

 ストレリチアであっても大型種は私たちには手がけることは殆どありませんから知らなくてもいいようなものですが、念のため記録しておこうと思います。3種に分れていますが、それぞれがよく似ていて、ボンヤリ見ていると区別つかないほどですが、細かく見ると、わずかな違いがあります。

 ニコライ、アルバ、コウダータの3種がありますが、それぞれ自生の地域が異なりますから、その影響を受けているのです。アルバは日本へは入っていません。コウダータは私が持ち帰った種子からの苗、約10本しかありませんでしたが、みんな散ってしまったので消息不明です。結局、目にするのはニコライだけです。

 まず、姿、形ですが、集団ならともかく、個体では、殆ど区別がつかなくて困ってしまいます。花は、わずかな違いがありますから、これに頼るしかりませんが、アルバだけは花弁が白いので、はっきり分りますが、コウダータは花弁の下部にある『尾」が自生では、はっきりあるのに人工栽培では消えやすいので判別が困難になってしまいます。

 花の大きさは似たようなものですが、私にはコウダータの花がの色も濃く、大きくみえましたが、正確なことではありません。

 ニコライだけが、良く殖えるので、見かけることが多いのですが、一人前になると10m以上になるので私たちが個人で扱うのは無理なことです。

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